大学三大駅伝、すべて答えられますか?
「箱根駅伝」
「全日本大学駅伝」
「出雲駅伝」
…いずれも、全国的にも高いレベルにある大学しか出場権を獲得できない、選手たちにとってはあこがれの舞台です。このうちの1つ、10月に開催される出雲駅伝の予選会を突破し、史上初の出場を決めた「国立大学の陸上部」が岡山にあります。
創部75年で初 出雲駅伝への出場権を獲得…なぜ?

夢舞台への出場を叶えたのは、岡山大学陸上競技部です。去年、出雲駅伝の予選会となる中国四国学生駅伝で準優勝。創部75年の歴史の中で初めて出雲駅伝への出場権を勝ち取りました。

5000メートルの自己ベストを、1分半以上更新した選手もいます。彼らの躍進の理由は?そこにはあの駅伝強豪校から訪れたキーマンの存在と部員たちの心の変化がありました。
「おはようございます!」
部員数100人を超える、岡山大学陸上部です。長距離パートの選手は週に4回、岡山県総合グラウンドなどで練習をしています。
(石鍋颯一さん)
「腹斜筋を鍛えたいんでしっかり腹斜筋で上半身を上げる」

欠かすことのできないあるトレーニング方法があるといいます。
(石鍋颯一さん)
「青トレですね」「青学のときにやったものを取り入れて…」

今年の箱根駅伝で優勝をした強豪校・青山学院大学で行われている体幹トレーニング、通称「青トレ」です。指導しているのは、元・青山学院大学陸上部の石鍋颯一さん。青学を卒業後、岡山大学にやってきました。