0系車内を探訪 懐かしい「アレ」に遭遇!
そして片山キャスター、0系の車内を探訪していました。ここでは懐かしい光景が溢れていました。中でも、一生懸命当時のカメラマンが撮影していたのが【画像⑨】の「ビュッフェ」です。

こう見ると、当時の新幹線はこんなに窓が大きかったのですね。富士山を見ながらワイドビューな車内で瓶ビールで乾杯!なんとも贅沢な時間です。
そして軽食の注文は、当然ながら「バーコードスキャナー」などなく、【画像⑩】のようなおそらく複写式の手書き!販売員さんの中シャツの斜めストライプの柄も、何だか時代を感じさせてくれます。

さらには、これあったあった!ビュッフェの壁に「速度計」です(【画像⑪】)。何せ当時の世界最速列車ですから、ビュッフェに来て、このメーターをジーッと見ている人たちも多かったことでしょう。
あとは、「冷水器」と「平べったい紙コップ」の映像もあれば良かったのですが、こちらは撮影しておりませんでした。残念。

東京から近くなった「中国・四国・九州」
そして新幹線は東京に到着。【画像⑫】のように、1972年当時は東京タワーのまわりって、こんなに建物がなかったんだ。。。視界を遮るものもなく、ドーンとそびえたっています。

さらに東京駅に降り立てば、至る所に【画像⑬】のような「新幹線・岡山開業」を祝う看板が。「近くなった中国・四国・九州の旅」というキャッチコピーを掲げた看板も、映像には残されていました。
確かにそれまでは、東京から九州方面に向かう場合は、新大阪で新幹線を降りて在来線に乗り換えねばならない時代でした(もちろん飛行機もありましたが)。よって新幹線が「中四国の結節点」とも呼ばれる岡山まで延伸されたことは、四国・九州へ向かうための利便性が、相当向上したということなのでしょうね。
