■「古い、古い」「新車まだー?」を逆手にとってJR西日本岡山支社が立ち上がった!
その古さを逆手にとって、JR西日本岡山支社は岡山デスティネーションキャンペーンにあわせて新たな戦略を打ち出しました。

(JR西日本岡山支社 黒田匡喜 副支社長)
「国鉄型車両を用いましたリバイバル車両の運行。岡山備後地区を『鉄道の聖地』にして参りたい」

「古い国鉄車両」こそがウリ。しかも 「その車両をベースに改造した観光列車」を数多く保有しています。それらの車両を活用して、全国から岡山に鉄道ファンを集めようというのです。


中にはこの7月にデビューしたばかりの車両も。今回六角さんが乗る「ノスタルジー」車両は、その代表作の一つ。昔懐かしい姿に復刻されています。


(六角精児さん)
「これはいいですよ、この色はなかなかないし、この感じとか。懐かしいですね。昔はここに灰皿がついてたり、栓抜きがついてたりしていたんですけど」
■やっぱり見るだけじゃなく乗らないと キハに揺られて津山旅
六角さんを乗せた列車が岡山駅を出発しました。

(六角精児さん)
「有難うございます。この服?スタイリストが選んだ、オレが選んだんじゃあない」
乗り合わせたのは、みな六角さんのファン。岡山から津山まで『六角さんと旅を楽しむツアー』です。
(司会)「お待たせしました。皆さん大きな拍手~」

(六角精児さん)
「さて津山線にはいくつの駅があるでしょうか?岡山駅と津山駅も含みます」

「津山市の花はさくらと、もう1つはなんでしょうか?」
ツアーの参加者も、お目当ては六角さんと、このレトロな国鉄車両です。

(神戸から)
「この揺れ具合とか音とか、そういうのがええと思ってます」

(愛媛から)
「私が子どもの頃の国鉄時代のカラーリングとか、そういうのすごく懐かしくていいなって」

イベントの合間の六角さん。国鉄車両の心地よい揺れを満喫していました。

(六角精児さん)
「この国鉄の時代に作られた車両が少ない、すごく珍しいという意味ではいいねって。この『岡山のデスティネーションキャンペーン2022』は有難い自分にとってはお仕事だなって」

津山まで1時間半の小旅行です。