連合の芳野友子(よしの ともこ)会長が熊本市を訪れ、来年の春闘に向けた決意を語りました。

連合 芳野友子 会長「物価高が悪いのではありません。それ以上に賃上げができないことが悪かったんです」

熊本市中心部で集まった人たちを前に賃上げへの決意を語った連合の芳野会長。今年の春闘は、中小企業や非正規労働者の賃上げがあまり進まず、大手企業との差が大きかったことを課題として挙げました。

その上で、連合は来年の春闘の賃上げ要求を、今年の「5%程度」から「5%以上」に引き上げる新たな方針を示しています。

芳野会長は来年の春闘を「経済社会を変えていくステージ転換の正念場」と位置づけ、持続的な賃上げを訴えました。

連合 芳野友子 会長「経済も物価も賃金も安定的に上昇していく。経済も社会もステージを変えていく。そんな正念場が2024春季生活闘争です」