TSMCの進出で半導体分野の人材育成が活発になる中、台湾の大学の学長らが県庁を訪問しました。

県庁を訪れたのは、台湾北部の新竹県(しんちくけん)にある私立の明新科技大学(めいしんかぎだいがく)の関係者です。
明新科技大学は2年前に台湾で初となる半導体学部を開設していて、TSMCの熊本進出を受けて、今後熊本の高校等との交流を図りたいとしています。

明新科技大学・劉國偉(りゅう こくい)学長(59)「新竹は半導体のふるさとと呼ばれている。熊本が第2の半導体のふるさとになれば」
劉学長たちは、5日間の日程で熊本や福岡を回り、訪れた玉名工業高校では、将来の技術協力や講義についても話し合ったということです。

明新科技大学では来年にも学部に「日本人コース」を設け、日本から20人から50人程度の留学生を受け入れる方針です。