熊本城の宇土櫓では、一度解体して元の姿に戻すという大工事が始まろうとしています。この日は櫓の守り神の取り外し作業が行われました。
「第三の天守」とも言われる熊本城の宇土櫓。熊本地震による被害は激しく宇土櫓は一度解体され、元の姿に戻すことになっています。

9年に渡る大工事に向け、宇土櫓を囲うように足場が組まれていますが、きょうその内部で最初の工程が始まりました。それが、鯱(しゃちほこ)の取り外しです。
宇土櫓には、北側と南側に1体ずつ対になるように鯱がついています。

解体に向けた鯱の取り外し作業は、まず北側から。
天井クレーンによって無事に取り外されると。北側の鯱に続いて南側の鯱も、ゆっくりと慎重に取り外されました。

熊本市によると、鯱が取り外されるのは、記録が残っている限り1990年以来だということです。
ただ、宇土櫓の鯱には謎も多く、今回はそれを解明するチャンスだと言います。

熊本城総合事務所 岩佐康弘課長「いつどのように作られたのかというのがはっきりしていないんです。そのあたりについて何かわかるかもしれないので、これからも調査をしていきます」
年内は瓦の反り方などを測る調査を行い、年明け以降、解体工事を始めるということです。










