きのう、熊本市の住宅街で4歳の男の子が犬にかまれ、けがをしました。かみついた犬は『闘犬』として育てられていたということです。

12月10日(日)午前9時半ごろ、熊本市東区戸島の空き地で父親や妹と散歩をしていた4歳の男の子が体長1メートルほどの犬にかまれました。
記者「親子はこのあたりまで逃げました。そして犬に襲われたと見られています」

男の子は左胸から脇腹にかけて、6か所を縫うけがをしましたが、命に別状はないということです。

目撃した人「私が見る限り土佐犬(のような見た目)」
目撃した人「茶色くて大型犬で、土佐犬かなと思った」

警察によりますと、飼い主の60代の男性は犬について、「闘犬用として育てている3歳の雑種のオスで散歩させようとしたら逃げ出した」と話しているということです。
また、かみついた時、犬の首には綱のようなものが巻かれていましたが、これについて飼い主が「首輪を忘れたので、直接首に巻いていた」と話していることが新たに分かりました。

ではなぜ、犬は男の子にかみついたのか?動物病院の医師は犬が遊びだと思っていた可能性があるといいます。