増加するインバウンド観光客へ、質の高いガイドを提供しようと熊本市では「通訳案内士」の研修が行われています。

九州通訳・翻訳者・ガイド協会 水谷みずほ会長「日本人の話す英語は意外と分かってもらえないです」

外国人観光客に向けたガイド育成を目的に熊本市が開催しているのは、「熊本市地域通訳案内士」の研修会です。

9月24日(日)は、現役の英語教員や翻訳家など熊本県の内外から24人が集まりました。

熊本県内では、アジア圏だけでなく欧米やオーストラリアからの観光客も増えていて、英語によるガイドの需要が高まっています。

通訳案内士には、観光名所に関する教養に加え、英語でガイドできるスキルが求められることから、研修会では観光客が興味を持つトークパフォーマンスなどの練習も行われました。

研修は来年1月まで行われ、最終試験を合格した受講者は旅行会社などからの依頼を受けて活動することになります。