熊本市のシェアサイクルが、来年(2024年)4月から本格導入することが決まりました。
熊本市では去年4月、「Charichari(チャリチャリ)」を使った実証実験を始めましたが、平日の通勤時間帯を中心に利用が多く、約1年半で、全体の利用回数は約9倍に増えています。

熊本市のアンケートなどでは、利用者の2割程度が車からシェアサイクルに切り替えていて中心市街地の回遊性が向上したことがわかりました。

10月には、利用できるエリアを崇城大学(そうじょうだいがく)や熊本電鉄の北熊本駅、東海大学の熊本キャンパスの周辺にも拡大し、自転車の台数も年内には1100台に増やす予定です。

熊本市では来年度の本格導入に向け、年明けにも事業者を決める予定です。