バスケットボールの男子ワールドカップは、日本代表が48年ぶりとなる自力での五輪出場を決め、大きな盛り上がりを見せました。

熊本県内でもバスケ熱が高まっているようです。

BリーガーからNBAプレーヤーまで、世界レベルのメンバーでワールドカップに挑んだバスケットボール男子日本代表。

9月2日にはオリンピックの出場権がかかる順位決定戦の最終戦が行われ、日本はカーボベルデを相手に80対71で競り勝ち、1976年のモントリオール大会以来、自力でのオリンピック出場を決めました。

視聴率22.9パーセント チケット売り上げ12億円!

この試合は地上波でも生中継され、ビデオリサーチの調査では平均世帯視聴率は関東地区で22.9パーセントをを記録しました。

また、組織委員会によりますと大会全体のチケットの売り上げは、目標の10億円を上回り、12億円を越える見込みだということで今、バスケが爆発的な盛り上がりを見せています。

「全力を尽くすぞー!おー!」

「ワンツースリーハウス!」

ワールドカップの興奮冷めやらぬ中、熊本市の体育館ではバスケに取り組む子どもたちの姿が。

バスケットハウス代表 下本美砂子さん「幼稚園生、1年生、2年生、3年生、向こうの方はバスケットハウスのクラブチーム。総勢100人弱くらいですね」

この日の練習にはおよそ60人が参加していました。
チームやスクールを運営する下本さんは子どもたちの変化を感じ取っています。

下本さん「映画の『スラムダンク』の影響とパリオリンピック出場権とりましたよね。それで子どもたちの士気が上がっていて」

その言葉通り、子どもたちは難易度の高いプレーに果敢に挑みます。
見据えるのはワールドカップで見た日本代表の姿、、、

杉水壱颯くん(6年)「富永選手みたいになりたいです。スリーポイントを外から打って決めるところが憧れ」

日高歩菜美さん(6年)「スリーポイントシュートとかフローターとか、もっとシュート率を上げたいです」

下本さん「(日本代表は)憧れだと思います。この選手好きだと思って、その選手のようになりたい、目標だと思います」

全員「バスケット大好き!イエーイ!」