4年ぶりに開催された江津湖花火大会。賑わいを見せた1日を取材しました。

記者「熊本市動植物園の西門です。こちらでは午後5時の無料入園を待つ多くの人たちが集まってきています」

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった江津湖花火大会。

夏の風物詩の復活に見物客の期待も高まります。

見物客「子どもたちは生まれて初めて。コロナ渦で外に出れなかったので、今年の夏、初めて大きい花火を見せられる。子どもたちの喜ぶ顔が見れたら」
「花火楽しみ」
「花火エンジョイします!!」

記者「メイン会場のひとつである広木公園には打ち上げ1時間前にも関わらず多くの人が訪れています」

打ち上げ場所に近い熊本市東区の広木公園にも場所取りのシートが敷き詰められていきます。

会場近くの住宅では打ち上げ前から…

「花火大会のために練りに練って、企画しました」
「雨が多かった花火大会だったので、今年天気で良かったです」
(--お酒は何本目ですか?)
「(ビール)5本目」
(--まだ始まってませんが…)
「潰れないように頑張ります!」
「かんぱーい~」

交通整理に当たる警察官「こちらは熊本東警察署です。みなさん花火大会楽しみしておられると思います。事故等がないようにゆっくりと歩かれてください」

こちらは健軍商店街。臨時運行された市電からは見物客が次々と…

記者「健軍商店街も多くの人で賑わっています」

健軍商店街の人「今までにないぐらいこれだけ活気があって、私たちも興奮に満ち満ちあふれています」

小学生「着物を着ることができるし楽しみにしてました」

みんなが待ち焦がれる中、ついにその時が…

「わー。すごい」
「あか つぎはほら見てみて みどり」

夜空を彩る約1万発の花火、様々な場所で様々な思いが…

見物客「すごいきれいで、4年前のことを思い出しました。4年前子どもが小さくて、初めて花火を見たんですけど、その時のことを思い出してすごく感慨深かったです」

「感動しています。いいですね。やっぱり。やっとこの日が来たかなという感じで。嬉しいですね」

自宅のベランダで夫婦水入らずのひと時という方々も。

「きゃ~」
「初めて熊本で花火を見ました。すばらしいですね。酒が進みます」
「待ちに待っていました。ありがとう花火!」

コロナ渦ではできなかった仲間と盛り上がるひと時。花火は終演へ向かいます。

『来年もこのひと時をみんなで』