自分たちの地区は自分たちで見守る

その事例の一つが…この栗林限定で活動する「栗林地区お助け隊」です。
この日は自治体直々の依頼で沿道の草刈り。

隊員全員がこの地区の住人で、半数以上の世帯が高齢となった自分たちの地区を助け合おうと8年前に結成しました。

栗林地区お助け隊 村島一信 隊長(73)「庭木の剪定とか、おばあちゃんから
『漬物石を上げられない』とかもある」

常連の依頼者「玄関のひさしのトタンが劣化していてペンキできれいに(してもらった)。本当に安心して暮らせる」

一人暮らしの隊員からすれば、気の置けない仲間でもあります。

村島 隊長「男ばっかりで寂しいじゃないですか。活動の後に反省会という形で飲むのが楽しみですね」

畑に行ってるな、元気だな、それでよか

また、隊員の岩山明洋(いわやま あきひろ)さんは、志垣さんの前任の民生委員。

見守りの方法をアドバイスします。

栗林地区お助け隊 岩山明洋さん(72)「(見守りは)畑に行ってるな、元気だな、それでよか」

岩山さん「話を聞く、できることは加勢する。ちょっとしたことをすると高齢者は喜んでくれるので」

地域住民同士のコミュニケーション活性化がお互いを見守ることにつながっています。