八代海の赤潮の影響で、養殖されていた魚およそ11万匹が死ぬ被害が出ています。
去年に続く大規模な赤潮に、漁業関係者だけではなく飲食店も頭を抱えています。

熊本県上天草市龍ヶ岳町(りゅうがたけまち)です。
海の色が茶色に濁っています。
八代海では基準値を超える赤潮が確認されたことから、こちらの漁協では被害の拡大を防ぐため出荷を制限しています。

大道漁業協同組合 尾上徳廣組合長「組合としては業者にお願いをして餌止め、出荷の自粛をしているところです。しかし出荷も限度がありまして日頃の半数ほどを出荷している状況です」
また、養殖のブリやカンパチなど約11万匹が死んでいます。

尾上組合長「ここ3年連続赤潮で、うちの漁協としては危惧しているところであります」
影響は熊本市の飲食店にも出ています。

こちらの店の名物は天草産のカワハギを使った料理。去年の赤潮では入荷が滞りました。
浜料理 侍 松谷賢志 料理長「(去年)9月から赤潮の影響でかわはぎの入荷が滞ってしまって、代わりにヒラメを代用しました」

今は通常通り入荷ができているということですが、価格は高騰しているといいます。
松谷料理長「赤潮の影響で稚魚が育たなくなってしまって、(かわはぎの)数が少なくなってしまいました。それで仕入れ値が10%ほど上がってしまいました」

なるべく料理の値段は上げたくないとしていますが…。
松谷料理長「今のところ値上げは考えていませんが、今後赤潮の影響が厳しくなってくると、今ギリギリでやっていますので、値上げするかもしれません」









