日本で初めて死刑確定後に再審無罪となった免田栄(めんだ・さかえ)さんの事件いわゆる「免田事件」を記録した RKK制作の番組が23日、熊本大学で上映されました。

免田事件の再審無罪判決から40年を迎える今年、熊本大学で上映されたのは『執念~生き抜いた死刑囚~』です。制作したのは長年、免田事件を取材し続けた元RKK記者の牧口敏孝(まきぐち・としたか)さん(72)で、1983年の再審無罪判決の前後約3年間の取材・記録をもとに冤罪を問うた番組です。

上映後、牧口さんは事件発生から70年以上経った今も 日本の冤罪問題は根深いと語りました。

「(一般市民は)冤罪の被害者にも 加害者にもなり得るということを、この番組をきっかけに考えていただければありがたいです」(元RKK記者 牧口敏孝さん)

また、熊本大学の岡田行雄(おかだ・ゆきお)教授は 再審請求自体のハードルが高いことや戦後から続く刑事訴訟法の問題点について指摘しました。