手間をかけ大地に触れる”コメ作り”
夫婦ユニット「音の和music」の活動は演奏会が中心です。これまで、全国各地や海外を飛び回って披露してきました。

企業のCMソングやテレビ番組のテーマ曲などに採用された事も。
一紗さんが楽曲を作り、潤司さんが編集。販売用のCDも自分たちの手で作っています。
潤司さん「数えてみたらCDの手売りだけで1万枚くらい。ネット配信の視聴が合計で30万再生ぐらい。中国や東南アジア、ヨーロッパでも視聴してくれています」

そんな夫婦の創作意欲にかかせないのが、“農業”。コメ作りは、10年を越えます。農薬や機械を使わず、手間をたっぷりかけ…大地に触れるのです。

潤司さん「こんな田植えなんですけど…何日も通って、やっと『あー終わった』ってなる」
田んぼを耕さず、微生物の力を借りてコメが育つのを待ちます。目指しているのは、”完全自給自足”の暮らしです。

次男 かいせいくん「汚れたー!」
潤司さん「あとで洗う、汚れてない。泥は汚れじゃない」
かいせいくん「えっそうなの」
潤司さん「そうだよ。汚くないの。命の源だから」

“土に触れる暮らしの中で、大地のエネルギーを感じたい…”
そうして2人が生み出した曲だからこそ、聴く人の心をほぐす力があるのかもしれません。

土から生まれるオーガニックミュージック。
この夏完成する新作CDには子ども達のコーラスが加わる予定です。

♪「シェイママ、シェイママ アフリカ。シェイママ、シェイママ アフリカ、アフリカ」