今回の大雨では、農業被害も各地で出ています。
木山川(きやまがわ)が氾濫した益城町では、川の両側にある田畑が広い範囲で浸水。

1週間ほど前に稲の苗を植えたばかりだという男性は。
米農家「水が全部ひいてしまわないと分からないけど、おそらくだめですね。(過去に)何回か越水したことがある。その時は、水だけだった。今回は、がれきが来てるからひどい」

また山都町塩原(しおばる)では、午前7時ごろに大矢川(おおやがわ)が氾濫し、葉たばこを栽培する川沿いのビニールハウス6棟がパイプごと倒されました。

40年以上栽培してきて初めてと話す農家の男性は、8月まで続く収穫期間中の被災に肩を落としています。

葉たばこ農家 多津田今朝次さん「来た時には水がいっぱいで…危ないからすぐに避難してから、もう手のつけようがないもんだから」