ハローワークを通じた障害者の就職件数が2年連続で増加しました。

熊本労働局によりますと2022年度、熊本県内のハローワークを通じて障害者が就職した件数は、2021年度より1パーセント増加し2143件となり2年連続で増加しました(2021年度は2122件)。

3年前、新型コロナウイルスの影響で事業所の採用が減少し、障害者の求職や就職件数も減少したものの、翌年からは回復傾向にあり順調に推移しているということです。

職業別では運搬や清掃に全体の約3割にあたる606件、次いで事務職が379件となっています。


しかし、昨年度の障害者の就職率は49.5パーセントと低い水準にあるため熊本労働局は、2024年4月からの法定雇用率の引き上げや障害者を採用した場合の助成金制度について周知を図りたいとしています。