TSMCの熊本進出に伴い、産業用地の確保が急務とされる中、熊本県内の市町村の担当者を対象に、農地の活用などについての研修会が開かれました。

研修会には熊本県内32の市町村から、農政や都市計画を担当する約120人が参加しました。

TSMCの工場が菊陽町に建設されていることに伴い、半導体関連企業のさらなる熊本進出が見込まれていますが、産業用地の不足が課題とされています。

その解決策として現在、周辺市町村での「農地転用による土地確保」が検討されていて、研修会では農地を産業用地に転用するための許可制度について説明されました。

また熊本県は転用する場合、『まだ農業用地として用水路の整備や土地改良などの基盤整備が行われていない土地』に進出企業を集約するとしています。