30年前に廃校となった熊本県五木村の中学校の校舎が取り壊されることになり、同窓生たちが集まり、お別れ会が開かれました。

五木村宮園地区にある旧五木第二中学校の校舎は1954年にできた木造校舎で、廃校から30年が経ち、老朽化から倒壊の危険があるとして取り壊されることになりました。

10月18日午前中、校舎が解放され、地元の人や卒業生など県内外から100人以上が訪れ、学び舎を懐かしんでいました。

卒業生「懐かしくて、ぐっときました。校舎が取り壊されるのは残念ですが仕方ない」

午後からは、旧校舎に隣接する宮園体育館でお別れ会が開かれました。

同窓生を代表して、桑田江美さんが「久しぶりに教室に入ると当時の思い出が鮮明によみがえってきた。校舎がなくなるのは寂しいが、母校の良さを再認識した」と、別れの言葉を述べました。

懇親会では同窓生たちが当時を懐かしんで、思い出話に花を咲かせていました。