田名網駿一アナウンサー「熊本市の実証実験からまもなく1年です。いま、シェアサイクルの『チャリチャリ』はどうなっているのでしょうか」

街の回遊性向上や、交通渋滞の緩和を目的に2022年4月から始まった実証実験。
最近では街中で赤い自転車をよく見るようになりました。
チャリチャリ運営 ニュート 家本賢太郎 社長「利用数でいうと7倍くらいに伸びまして、月の利用数が3万5000回。最初始めた時が月5000回くらいでしたので、ちょうど7倍伸びました」

また、自転車の台数や駐輪ポートの数も…
家本社長「最初は自転車110台、41か所から初めて今は、自転車550台、ポートの数が160か所を超えるまでになりました」

利用回数や自転車の台数。ポートの数は右肩上がり。

利用者は…
東京から出張中に利用「(熊本に)出張で来る度に(チャリチャリ)を使わせてもらっている。市電だと待つまで時間かかりますし」

通勤で利用「通勤で使用しています。ちょっと運動不足ですので、運動がてらという感じで通勤に使えるので、すごく便利です」

好意的な意見が多く聞かれた一方で、課題も…
利用者「乗りたいときに無いということがたまにあるので、どうしても人気のところだと、はけてしまうので」
利用者「帰り際に意外と(自転車が)なくなることがある。街中どこを探してもない」
そのため運営会社は、自転車が余っているポートから、少ないポートへ移動させる作業を日々行っています。

また、ポートや自転車のメンテナンスに力を入れることで、いまのところ大きなトラブルはないということです。
2年間の実証実験は折り返しを迎え残りは1年です。
家本社長「自転車は1000台規模を超えるくらいまで、2023年度中に取り組みたい。駐輪ポートの数も200か所を超えるくらいというのが1年間の目標なので、まずはそこまで頑張ろうと思います」










