諭旨免職処分となったのは、「熊本県立こころの医療センター」に勤務する70歳の男性医師です。

熊本県によりますと、男性医師は2019年6月から2022年8月にかけて、外来の診察室内で1人の女性患者に対しわいせつな行為や不適切な言動などをしていたということです。

2022年12月、女性からの申し立てが県に届き、県は他の病院職員に聞き取りを行うなど調査していました。
男性医師は県の聞き取りに「申し開きできないことをしてしまった責任を感じている」と話したということです。

男性医師は3月31日付けで辞職しましたが、退職手当は支払われません。