豪雨で被災から1000日で大きな一歩を踏み出した人吉市の焼酎蔵があります。

明治時代から続く球磨焼酎の酒蔵・大和一酒造元(やまといちしゅぞうもと)。

復旧工事が完了し、30日リニューアルオープンしました。

大和一酒造元 下田文仁 社長「とにかく長い1000日間でした。皆さんのおかげでこんなにきれいになったというのを見ていただければありがたいなと思っています。」

2020年7月、豪雨で貯蔵していた原酒のおよそ8割にあたる4万リットルが流され、球磨焼酎の製造に欠かせない「こうじ」を作る「麹室(こうじむろ)」も取り壊しとなりました。

下田 社長「水引いて入ったときには、もうショックでしたね…これがもう…ぐちゃぐちゃで…こんな状況で」

豪雨から1000日、取り壊しとなった麹室も復活。元々の規模で焼酎作りができるようになりました。

そして、新しくなった蔵の見学も再開しました。焼酎を貯蔵するかめは今後の豪雨に備えロープで吊っています。

下田 社長「(3年前の)水害の時に浮いて助かったというかめが2本だけあったんです。(水が引いたあとに)着地の時にひっくり返らないようにロープで吊っているというところです」

見学した人は。

「よくぞここまで復旧された、頑張られたと」

復活を果たした大和一酒造元。球磨焼酎の魅力を伝える準備が整いました。

下田 社長「球磨川とともに、人吉球磨の価値を瓶の中に凝縮したような
焼酎が作り出せたらいいなと思っています。」