熊本市中心部のパルコ跡地に建設中の商業施設「HAB@(ハブアット)熊本」。その全容が明らかになりました。

パルコ 山木知行 常務「今まで熊本パルコの中に入っていた既存ブランドは一店舗もございません」

新たな複合ビルの地下1階から2階に設けられる「HAB@熊本」の開業日は、3階から11階に開業する星野リゾートの「OMO5(おもふぁいぶ)熊本」と合わせ、4月25日に決定。県内初進出の14店舗を含む、20の店舗がオープンします。

熊本パルコから様変わりし、アパレルショップの出店はゼロ。より幅広い世代が集まれる場所を目指して、テナントの多くを飲食店が占める形になりました。テーマは「地域の個性を感じる食」。

地域食材を使ったパンを扱うベーカリーや、県産品をふんだんに使ったレストランに、海外でも展開する味千拉麺(あじせんラーメン)の新スタイル店舗などが初出店します。

このほか、ファッション雑貨や大型生活雑貨店など、これまで中心市街地にはなかったショップも出店予定だということです。

街の声は…

「パルコみたいな感じで、シンボルになってくれればいいと思います」
「楽しみですね」

待ち合わせの定番スポットだった熊本パルコの閉館から4年。県民や観光客に親しまれる新たなランドマークとして期待されています。

山木 常務「もう一度この場所で待ち合わせをしてもらおうということをキーワードに、街のにぎわいを作れるハブのような施設を目指していこうと」

複合ビルは4月25日にオープンです。