来季の大学駅伝で覇権奪還を目指す青山学院大学からは、次世代エース候補の1人田中悠登(たなか ゆうと)が招待されました。

青山学院大学 田中悠登 選手「学生トップ目指して、全体でも3位以内」

毎年秋に多くの学生が集うハーフマラソン大会で2年連続日本人トップ。今年、初めての箱根駅伝では8区を走って区間5位にまとめるなど成長株です。

田中選手「今年はエースになるという思いを持ってチームを走りで引っ張っていけるように、この大会から、しっかり実績と力をつけて頑張っていきたい」

こうした世界を意識する学生たちがマークするのが…SGホールディングスの佐藤悠基(さとう ゆうき)。

トラック種目でロンドンオリンピックや2度の世界陸上を経験した日本のトップランナーです。

36歳となった現在も、この前の日曜日に出場したハーフマラソン大会で自己ベストを11秒も更新するなど進化を続けています。

SGホールディングス 佐藤悠基 選手「若い時よりもハードなトレーニングをする。いかにハードなことを続けていけるかというところに常に考えを巡らせて競技生活を送っているので」

まさに百戦錬磨の鉄人は「スタートラインに立てば肩書も実績も関係ない」と、油断やおごりはありません。

佐藤選手「マークされながらも、最後、勝負になった時には力で圧倒できるようなレースができれば、理想なんじゃないかなと思っている」