熊本市役所で、窓口の職員に「殴るぞ」などと脅迫したとして、40代の男が現行犯逮捕されました。

10月1日にカスタマーハラスメントに関する改正法が施行されますが、熊本市役所関連では8月から9月末までに"カスハラ"容疑で3人が逮捕されています。

脅迫の疑いで現行犯逮捕されたのは、熊本市中央区黒髪の41歳の無職の男です。

男は30日午前8時10分ごろ、熊本市役所の窓口で、職員に対して「まじで ええ加減殴るぞ」と、脅迫した疑いが持たれています。

警察によりますと、市の職員から「保護課の窓口で大声を出して机をたたいている人がいる」と110番通報があり、駆け付けた警察官が、男を現行犯逮捕しました。

警察の聞き取りに「生活保護費が少なかったので『責任者を出せ』と大声を出した」と話しているということですが、「殴るぞとは言っていない」と容疑を否認しています。

ところで、社会通念上許容される範囲を超えた「客などからのクレームや要求」いわゆるカスタマーハラスメント=カスハラをめぐっては、改正労働施策総合推進法が、10月1日に施行されます。

これまで企業に求められていたカスハラ対策が「法律上の義務」となります。

企業には、相談窓口の設置や対応方針の明確化、被害を受けた従業員への対応などが求められます。

熊本市役所関連では、8月と9月で、30日の事件を含めて3人がカスハラ関連の容疑で逮捕されています。