豪雨に奪われた地域の移動手段

熊本県の「人吉温泉駅」と「湯前駅」までの24.8キロを結ぶ「くま川鉄道」は、利用者の8割が通学のための高校生で、地域にとってなくてはならない移動手段です。

しかし、2020年7月に県の南部を襲った豪雨は、球磨川にかかる鉄橋を押し流し、甚大な爪痕を残しました。

不便だった代行バス生活ももうすぐ終わり

2021年の部分再開の後も、人吉温泉駅から肥後西村駅の間は復旧せず、生徒達は代行バスでの通学を余儀なくされてきました。

「肥後西村駅で降りるときに人が多いから、時間がかかるなと」
「バスの席が取れない」

代行バスがない日曜や祝日は、部活や模試のたびに保護者の送迎を頼ることに。そんな不便さも9月20日で終わりです。

「早く着くんで、そこは楽しみです」
「一直線で行けるんで、部活とかも遅刻せずに行ける」
「朝遅く起きられるし、帰るときも部活があるから最終が延びてうれしいです」