<前編の内容>
幼少期に「脳性小児麻痺」とされてきた藤枝静香さん(63)は、56歳の時に医師から「胎児性水俣病の疑いが強い」と告げられました。実家が魚の行商をしていて、不知火海の魚を毎日食べて育ったため、現在も手足のしびれや味覚障害など、水俣病の典型的な症状に苦しんでいます。

2019年、藤枝さんは母とともに水俣病の認定申請をしましたが、国の厳しい基準に阻まれ棄却に終わりました。

水俣病の被害者の苦しみは終わっていません。藤枝さんは認定を求めて再申請を続けています。