鬼神(きじん)と参拝者の攻防が繰り広げられる伝統の夜神楽が1月5日 夜、熊本県菊池市の神社で奉納されました。

300年以上、地元で受け継がれているこの穴川夜神楽(あながわよかぐら)、昨夜は多くの参拝者が訪れて地元保存会の人たちによる弓・剣(つるぎ)の舞を見守りました。

最後の舞で登場したのは荒々しい鬼神です。

鬼神が持つ青竹の先に付けられた御幣(ごへい)が無病息災のお守りになるとされ、御幣をとろうとする参拝者と青竹を叩きつける鬼神との攻防が続きました。

女の子
「怖かった」

参拝者
「すごい迫力だったですね。すごく楽しい一年になればと思います」

参拝者たちは今年一年の安寧を祈願しながら、鬼神が守る御幣を取ろうと手を伸ばしていました。