「重油は対象外」生産コストに苦しむ農家

野菜の生産現場は、今もコストの高止まりにあえいでいます。

熊本県玉名市天水町のハウスでは、生で食べる用と洋菓子用のイチゴ「紅ほっぺ」を栽培しています。

出荷が多くなるこの時期は気温が下がるため暖房が欠かせませんが、問題はその燃料です。

イチゴ農家 坂田英喜さん「冬場はハウスの中を温めないといけないので、燃料は重油を使うんですけど、ガソリンではないので暫定税率廃止はほとんど関係ない」

政府は物価高対策の一環としてガソリンの暫定税率を廃止しました。しかし、このハウスで使用する重油は対象外で、価格も上がり続けています。

かさむ燃料代と資材の高騰分を価格に転嫁したいと考えていますが、店頭価格が上昇すれば消費の落ち込みを招く恐れもあり、なかなか踏み切れないのが現状です。

坂田さん「品種によって味も違うし作っている人によってこだわりも違うので、そういうところを味わいながら、高くてもご褒美のような感じで買ってもらえたらと」