耳が聞こえない、聞こえにくいアスリートによる国際大会デフリンピックで、熊本学園大学の冨永幸佑(とみなが・こうすけ)選手が、陸上男子100m準決勝に臨みました。

昨日(17日)の予選は動きが少し固かったと振り返り、準決勝はリラックスしてスタートに立ちました。(予選タイム:11秒34)

練習中の冨永選手(2025年1月撮影)

デフリンピックの陸上競技では、選手たちは耳が聞こえないため、足元にあるランプの光を合図にスタートを切ります。

横一線のスタート。冨永は後半に伸びを見せ、予選を上回る11秒01でフィニッシュ。順位は4位。

順位では決勝に進めず、タイムでの決勝進出に望みをかけましたが、わずかに0.04秒及ばず。初めてのデフリンピックで、決勝進出とはなりませんでした。

11月23日から始まる4×100mリレーでメダルを目指します。