多様な食文化に対応したヴィーガン弁当の販売が、熊本県の「道の駅 阿蘇」で始まりました。コンセプトは「阿蘇の恵みで誰もが楽しめる食卓を」です。

「ヴィーガン弁当」を考案したのは、南阿蘇村の専門学校「イデアITカレッジ阿蘇」の生徒4人です。

ヴィーガンとは、肉や卵、乳製品など動物性食品を口にしない「完全菜食主義者」のことです。

生徒たちは、阿蘇産のシイタケやトマトをはさんだ「森のごちそうサンド」と、レタスやキヌアを使った生春巻き「阿蘇ヴィーガンロール」を、地元のイタリアンシェフらと完成させました。

販売初日の11月18日は、生徒たちが道の駅の店頭に立ってPRしました。

開発した専門学校生「動物性の食品を使わないので、結構難しくて、食べ応えを出すのも難しく感じたんですけど、何回も試食を重ねて今回のメニューが出来ました」

開発したミャンマー出身の専門学校生「健康に興味がある人は、ヴィーガンでなくてもこれはおすすめです」

道の駅阿蘇は、今回の取り組みを「阿蘇の宿泊施設などにも広げていけたら」と話しています。