県内在住の利用者と県外からの利用者 反応は――
この状況に利用者は…

クレジットカード利用者「最初は不便だったけど、クレジットカードでタッチ決済しているので慣れました」
「くまモンのICカード」利用者「クレジットカードはなくしたら大変。全国から旅行者が来て『使えない』と困っているのは何回か見た」
実際に県外からの観光客は…

現金を利用 埼玉県から「地元の人が困っていないなら全然いいんじゃない。熊本は熊本のやり方でやれば。むしろそれの方が面白いよ」
全国交通系ICを利用 東京都から「それはダメだわ。せっかく観光客も増えてきているのに。各県・地域で使えるから共通に使えないと不便でしょ」

県内では現在、JRや市電では全国交通系ICが使える一方、路線バスでは使えません。この状況については…
共同経営推進室 高田晋室長「申し訳ないと思う。我々も決済手段はいろいろなものが使えた方がいいと思うので、ある意味、苦渋の選択だった」

バス事業者は、廃止した全国交通系ICの代わりに「タッチ決済」などの普及を図りますが、現金での支払いは廃止前の25%から、今年9月時点で28%に増えています。
今後、再び路線バスで全国交通系ICを使える日は来るのでしょうか?
共同経営推進室 高田晋室長「今の機械で全国交通系ICを読み込めるように検討してもらっている。金次第の要素もあるが、市電と統一して使えた方が良いと思っているので、その状況になれば。必ずしも諦めた訳ではない」












