相撲の世界ジュニア選手権で優勝を果たした高校生力士が、熊本県の木村知事を表敬しました。
身長180cm・体重140kg。熊本農業高校2年の尾川蓮太選手(17)です。

尾川蓮太選手「最初は実感がわかなくて。自分が世界一になるなんて夢にも思わなかった」
今年9月にタイ・バンコクで開かれた世界ジュニア選手権大会重量級で優勝、団体戦でも大将を務めて優勝し、見事2冠を達成しました。

報告を受けた木村知事は、「偉大な功績で、誇りに思う」「これからも相撲の道を極めてほしい」と激励しました。
高校では畜産を学んでいる尾川選手。ウシやブタ、ヒヨコの世話をするのが楽しみだと話します。

尾川選手「動物を見ていると、かわいいと思うし、癒しというか。毎日が発見。畜産も勉強していて楽しい」
土俵の外では優しい眼差しの17歳。目指すは2連覇です。
九州場所 尾川選手の注目力士は?
11月9日からは大相撲・九州場所が始まります。

尾川選手は注目力士として、高校の先輩である「正代」、そして「草野」から四股名を変えた「義ノ富士」といった熊本の力士を挙げました。
特に義ノ富士からは熊本農業高校で稽古をつけてもらったそうで、「押しても押しても動かなくてプロのすごさを肌で感じた」と話していました。









