部材作りを覗いてみました
組立が進む櫓群の周りでは、様々な部材が作られていました。
記者「こちらでは、壁に使う土を、発酵させるために寝かせてあります」

壁土は藁(わら)と土と水を混ぜたもの。
1年以上寝かせて自然に発酵・分解させることで、藁が細かい繊維質となり、のりのように粘着力が増して壁の強度も高まるということです。

特別に触らせてもらいました。
記者「ネチャネチャしています。かなり粘度があります(においは)温泉の源泉のような、小銭をさわったときのような、鉄のような感じもします」
この壁土を竹の骨組みに重ねていき、最後に漆喰を塗ると壁の完成です。









