土のうの中身は「たい肥」?

芦北町の山林に野積みされているのは「汚泥をつめた大量の土のう」で、中身は汚泥を処理した「たい肥」だと言います。雨水にさらされることで汚水が流れ出し、悪臭被害の訴えが県に寄せられていました。

元々は、吉永商会の倉庫にあったものがここに運び込まれたとみられ、県は、吉永商会に、土のうにブルーシートをかぶせるなど、早急に対応するよう求めています。

記者「土のうが積まれているとみられる現場の近くに来ています。公道から土のうが積まれている様子は見ることができません。現在、臭いはなく、関係車両が作業をしているとみられる音が鳴り響いています」

吉永商会は、水俣市選出の吉永和世県議会議員が会長を務める会社ですが、吉永県議は「こういう事態になったことは反省する。行政の指導を受けながら適切に対応していく」とコメントしています。