10月12日は、熊本市交通局の「事故0(ゼロ)の日」です。
17年前の10月12日、熊本市西区で熊本市電(路面電車)が歩行者をはね死亡させる事故がありました。熊本市交通局は、その教訓を風化させないよう、毎年10月12日を「事故0の日」と定めています。

その取り組みの一環として、今日(15日)、阪急電鉄や神戸市交通局などに勤め、半世紀以上、運転管理に携わってきた庄田勲さん(69)が、職員に語りかけました。
神戸市交通局 スーパーバイザー 庄田勲さん「事故を起こさないためにはこれが一番。乗務員が標準作業手順を完璧にやる。それだけ、他のことはしなくていい」
庄田さんは、交通局の運転士や職員など約50人に「基本を徹底する大切さ」を訴えました。