来年(2026年)は、夏目漱石が熊本に来て130年になります。

その記念事業を検討している有識者会議のメンバー9月29日、熊本市役所を訪れ、大西一史市長に提言書を提出しました。

来年は夏目漱石が熊本大学の前身である第五高等学校に赴任して130年、そして、没後110年です。

節目の年になることから、産学官民が連携して有識者会議を立ち上げ、具体的な取り組みを検討していました。

有識者会議 姜尚中座長「漱石を未来に向けて活用しようと」

提言書には漱石をテーマにした国際シンポジウムの開催や、観光ルートの作成などが盛り込まれています。

提言書を受け取った大西市長は、夏目漱石旧居が市内に現存していることなどに触れ、事業に協力していく考えを示しました。