熊本県は8月の大雨被害からの復旧費など約500億円の補正予算案を追加で提案します。

約500億円のうち、497億円が大雨被害に関連した事業です。このうち、最も大きいのが、上天草市の国道266号など、被害を受けた道路や河川の復旧費で、約286億円を見込んでいます。

また、農地や農業用施設の復旧費として53億円あまりが計上されています。

さらに、イチゴやトマトなどの種や苗を新たに調達する費用や、被害を受けた農業用機械の修理費など、営農再開への支援として14億9500万円も盛り込まれています。

大雨関連以外では、熊本県立大学に2027年に設置する半導体学部の新たな施設の設計費として3億4800万円を見込んでいます。

追加分の補正予算案は明日(26日)の県議会で提案されます。