2024年に全国で収穫されたコメの「食味ランキング」が発表されました。
コメの「食味ランキング」は、日本穀物検定協会が質の良いコメ作りの推進などを目的に1971年に始めたもので、現在はコメの見た目や味などを5段階で評価しています。
今回は全国143品種のコメが審査され、最高評価の「特A」には佐賀県の「さがびより」や大分県の「ひとめぼれ」など39品種が入りました。
西日本では去年(2024年)の猛暑の影響などで評価を落とした品種が多い一方、北海道や東北で評価を落とした品種はありませんでした。
九州では前回「特A」だった福岡の「元気つくし」と長崎の「にこまる」、熊本(県北)の「森のくまさん」、大分(豊肥)の「ヒノヒカリ」はいずれも「A」の評価でした。
熊本からは
▼「森のくまさん」(県北)
▼「ヒノヒカリ」(県北)
▼「くまさんの輝き」(県北)
▼「くまさんの輝き」(県南)
の四つの品種が対象で、2年連続の最高評価が期待された熊本県産米の「森のくまさん」を含めて、いずれも「特A」を逃したものの、次に評価が高い「A」でした。

全国143品種の内訳
「特A」 39品種
「A」 76品種
「A´」 28品種
「B」 該当なし
「B´」 該当なし