熊本市議会は8月の記録的な大雨の復旧費用などを盛り込んだ総額 約70億円の一般会計補正予算案などを可決し閉会しました。

可決された一般会計補正予算には農地や道路などインフラ復旧に加え、被災者の生活再建に向けた支援策などが盛り込まれました。

主な内訳では、みなし仮設住宅の確保や被災した住宅の応急修理費として約5億800万円を計上しています。

また、市独自の支援策として、車やバイクを水没で失った人を対象に共通乗車券を発行して、市電や路線バスを無料に、またタクシーも割引運賃で利用できるようにするための費用も計上しています。

大雨の復旧関連以外では、学校の給食調理室への空調設置費が約25億4000万となっています。