8月の記録的な大雨は、熊本県内の大豆の生産現場にも影響を及ぼしていることが報告されました。

熊本市内のホテルには今日29日、県内の麦や大豆の生産者たちが集まりました。

JAによりますと、麦・大豆の2024年の収穫量は、ともに長雨や高温、干ばつの影響で減少していて、麦は2023年から約1万トン減少したということです。

今年の収穫量は、麦は平年並みに戻る見通しですが、大豆は、今月の記録的な大雨の影響で、生育が遅れたり冠水して枯れたりした生産現場が一部あり、収穫への影響が見通せないとしています。

県によりますと、近年の異常気象を受け、気候変動に強い麦・大豆の生産を目指し、県内で新品種導入の動きが加速しているということです。