熊本県高森町で、給食調理員の女性が調理器具に腕を挟まれ、骨折する事故がありました。

高森町教育委員会の発表によりますと、11月4日午前11時40分ごろ、「高森中央小学校 給食共同調理場」で、米飯を撹拌する調理器具を清掃していた女性調理員(59)が、取り外した部品を戻す作業をしていた際、誤って作動ボタンに強く触れ、器具が作動しました。

高森中央小学校(2019年11月21日撮影)

その結果、調理員の右腕が撹拌部分に挟まれて、骨折や撹拌部分が刺さる重傷を負いました。

事故当時、調理場には8人がいて、悲鳴に気付いた別の調理員が緊急停止ボタンを押して、119番通報したということです。

調理員は意識がある状態で救急車とドクターヘリで病院へ運ばれ、緊急手術を受けています。

町教委は、けがをした調理員の回復を待って事故の詳しい原因を調査するとしています。