熊本県内に被害をもたらした大雨から2週間近くになりますが、農家が試行錯誤しています。
福居万里子アナウンサー「広いですね 広さはどのくらい?」
宮崎修太さん「25アールくらいです」
氷川町で農業を営む宮崎修太さんは、祖父の代から受け継いだ農地でミニトマトを栽培しています。

宮崎さんのミニトマトは、味はもちろんのこと、そのカラフルな彩りと艶やかな見た目から『宝石とまと』と名付けられ、贈答用としても人気でした。
しかし…。
氷川アグリクラブ 宮崎修太さん「生育的には弱々しく、あまりよろしくはないですね。葉の色も薄いし、茎が弱々しく細い。しっかり根が張れていない」
宮崎さんが持つ5つのハウスは全て浸水し、そのうちひとつは、8月10日に苗を植え付けたばかりでした。

宮崎さん「ミニトマトに限らず植物にとっては良くない環境ですよね。本来、土の上にあるものですから、水中にあるのは良くない。水に浸かる時間が長ければ長いほど」
自宅周辺も冠水し、ハウス内を確認できたのは翌日のことでした。