自治会は交通量の多いこの通学路で、事故防止策を講じています。

上田会長「子ども達が横断を待っていると、車がぶつかる可能性があったから。この角を取った」

横断歩道の前のスペースを、学校の外壁を削り広くしました。また、車道と歩道を分けるポールや、信号機の設置、警察を呼んでの研修会などを行っています。

それでも子どもがこの道を通る保護者は…。

近隣住民「交通量は多いと思う。国道3号からの抜け道になっていて駅への送り迎えの車が多い。親として心配」

自治会長の上田さんは通学路では特に子どもの存在を意識して欲しいとドライバーに呼びかけています。

上田会長「子ども達は一生懸命ルールを守っていると思う。横断歩道に子どもがいたら停まってほしい。そのへんがまだ徹底出来ていない。僕も含めて頑張らないといけない」

熊本県警によりますと、県内では毎年、登下校中の児童の事故が20件ほど起きています。

そのため小学校の近くの道路で
・「道幅が狭い」場所
・「交通量が多い」場所では、
スクールゾーンとして30キロの速度規制を行っているということです。