人吉・球磨地域を中心に熊本県内で甚大な被害が出た2020年7月の豪雨から、7月4日で5年です。 球磨川流域では各地に献花台が設けられ、朝から住民などが訪れています。

坂本住民自治協議会 蓑田陽一会長「あの日を忘れない。残された私たちがこれからどうやっていけばいいか、いつも考えながら頑張っています」
5年前の7月4日の豪雨災害では、7月の平年1か月分の雨がわずか半日で降ったところもあり、球磨川が氾濫し、各地で土砂崩れなどが相次ぎました。

熊本県内の死者・行方不明者は69人にのぼり(うち行方不明2人)、7400棟以上の住宅に被害が出ました。
今もなお、18世帯39人が仮設住宅で暮らしています。

坂本町の献花台は午後5時まで設置されていて、このほか人吉市や球磨村、芦北町などにも献花台が設置されています。