食品の値上げが相次ぐ中で、私たちの食卓に欠かせない肉類も値段が上がっています。なぜ値上がりしているのか、スーパーマーケットを取材しました。

売り場にずらりと並んだ肉。今、価格に変化が…


みやはら 南熊本店 橋本店長
「輸入牛などが高騰しているというのが市場であっている」


飼料の高騰や円安などの影響を受け、輸入牛肉は値上がりが続いています。


こちらのスーパーは国産の肉を中心に扱っていますが、輸入牛肉の値上がりの影響が出ていると言います。


橋本 店長
「輸入牛が(値段が)上がってくると国産牛を扱うスーパーも増えてくるので、
その分引き合いが強くなってきたり」


国産の価格も2年前より1割ほど値上がりしたということです。

さらに、牛肉の値上がりに合わせ、豚肉や鶏肉も徐々に価格上昇が続いています。


買い物客
​「10月から上がっているような気がします」


からあげを販売している男性
商売としては厳しいですよね」


買い物客
「牛肉が食べられなくなったくらいですかね。ちょっと高いかなと。豚と鶏で我慢してます」


こうした中、店は1パックに多くの量が入った商品を割安で販売し、目玉商品とする販売戦略をとりました。肉だけでなく容器も値上がりしているからです。


橋本店長
​「トレイとかラップも、実は食材以上に値上がりしている」


そこで、小分けのものより使うパックの数が少ない 多くの量が入った商品を安く展開しているのです。


橋本店長
​「年末商戦もありますので、お客様が求められる商品をなるべく価格据え置きでやる努力はやっていこうと思っています」