熊本市にある私立中学校で、保護者から子どものいじめ被害の訴えがあり、学校側が第三者委員会を設置して調査を始めたと明らかにしました。

いじめに関する第三者委員会を設置したのは、熊本市にある私立中学校です。

学校や熊本県によりますと、2024年にこの中学校へ通う生徒の保護者から学校にいじめ被害の訴えがあり、県側にも2024年9月に相談が寄せられたということです。

いじめ防止対策推進法では、いじめで子どもに重大な被害が生じた疑いがある場合などは、「重大事態」として位置付けることになっています。

学校側はこうしたことを受け、第三者委員会の設置を決め、2025年2月20日に初会合が開かれたということです。

学校側はRKKの取材に「第三者委員会の調査中」として、保護者が訴えたいじめの内容やその影響、生徒の性別などについて「答えられない」としていて、第三者委員会が今後、結果を取りまとめた場合も「公表しない方向で検討している」と話しています。