熊本県天草市で、熊本県特産の高級果実、デコポンの選果が始まっています。
JA本渡五和管内では、14戸の農家が柑橘類の「ポンカン」と「清見」を交配させた品種、「不知火」をハウスで栽培しています。

いまの時期、選果場には、直径9cm前後に育った不知火が次々と持ち込まれ選別されています。
不知火は糖度や形、傷がないかなどを調べた後、基準をクリアしたものだけが「デコポン」のブランド名で出荷されます。

今年は色づき始める時期(9月)の気温が高く、着色が遅れたものの、その後の寒暖差で着色が進み、玉太りも良いデコポンが出来たということです。
デコポンは年末年始の贈答品としても人気があり、ハウスで生産されたものは12月上旬まで、主に関東や関西方面へ出荷されます。









