でも…この対策でどれぐらい変わる?
そう感じた方もいると思います。
当然、交差点の右折レーンを延長するだけで根本的に渋滞解消ができるわけではありません。新しく道路を作ることや、公共交通を充実させて車の量を減らすことは、時間がかかります。
今回の取り組みはあくまで、熊本市は「何もしなかったら何も変わらないから、すぐできることからやる」という立ち位置です。
参考に、右折レーンを延長したことで渋滞緩和につながったケースを見てみましょう。
「南熊本3丁目」の交差点(熊本・南区)

これは通称・浜線バイパスから白山通りに向かう一つ手前の交差点です。元々右折レーンがありませんでしたが、2022年に右折レーンが整備されました。
すると、この交差点での渋滞の長さが540mから320mと、40%短くなったということです。
反対車線の一部を使ったため、大規模な改修は必要ありませんでした。

今年度に対策がとられる交差点では、どれぐらいの効果が出るのか?これからも伝えていきます。









