熊本空港の国際線の旅客数は今年度40万人を超えて、過去最多となる見通しです。

熊本県によりますと、今年度(2024年度)の国際線の旅客数は今年1月末時点で35万人を超えていて、すでに過去最多だった昨年度1年間の旅客数を超えています。

▼熊本空港 国際線の旅客数
2023年度 23万779人
2024年度 35万223人※2025年1月時点

旅客数増加の要因について県はコロナ明け以降、インバウンド需要が回復したことや、TSMCの進出で台湾での熊本の認知度が上がったことを挙げています。

国際線に関しては去年12月にイースター航空が釜山線を週7便で新規就航したほか、チャイナエアラインも今年2月から高雄線で週3便の運航を再開するなど現在5路線・週43便が就航しています。

県は今後、「既存の路線の搭乗率維持だけでなくさらなる増便を視野に取り組んでいきたい」としています。